Interview

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株式会社スマートラウンド
取締役チーフエバンジェリスト 冨田 阿里

Q.2 出産後の働き方編

経沢香保子さんからのご紹介
「日本からユニコーンが生まれ続けるために何をすべきか」を考え続けてきたというスタートアップ業界の女神

02

出産後の働き方について、お聞かせください。

お子さんと一緒に出社されたり、カンファレンスへも登壇されているとお聞きしました。出産後はどのように働いていますか?

出産のタイミングで取締役になったのですが、取締役になると雇用保険に入れなくなるので、育児休業の制度が使えなくなってしまうんですよね…!
なるべく早く仕事復帰もしていきたいと思っていたので、産後2ヵ月前後までは在宅で少しずつ働いていましたね。子どもを抱っこしながらzoomをしたり、会議中に子どもが泣きそうになったら、相手にさとられないように揺れてあやしたりすることもありがながら、仕事をしていました(笑)

産後1ヵ月過ぎてからは、オフィスに子どもと一緒に出社する事もありました。

生後1ヵ月が過ぎてからは、いかがでしたか?

オフィスと自宅が近かったこともあり、1ヵ月過ぎてからは2日に1日のペースで、ベビーカーを押しながら出社していました。コロナ禍で人出が少なかったことや、オフィスがあったシェアワークスペースの環境が整っていたこともありがたかったです。
授乳室やおむつ替え台などが完備されていて、他社の社員さんもよく声をかけて下さったりと、子育てしながら働く環境が整っていました。

友人たちにも沢山助けてもらっています。同志のような投資家ママが「絶対に必要だから!」とプレゼントしてくれたスワドル(着るおくるみ)は仕事中に大活躍でしたし、他のママたちからも、働きながら子育てができる便利グッズをお祝いで沢山いただきました。

商談に行く際に、前職の後輩が同行してくれたこともありましたね。
ベビーカーで子どもと一緒に商談へ行き、後輩が抱っこであやしてくれている横で、私は商談に臨んでました。

会社の5周年パーティーにて
会社の5周年パーティーにて

冨田さんのお人柄をあらわしている、とても素敵なエピソードですね。

結局、生後2ヵ月の時、保育園には入園できませんでした。
しかし、住んでいた区には保育園に落ちるとベビーシッターさんが家に来てくれる制度があったので、それを利用しながら働いていました。自宅でシッターさんに子どもを見てもらい、私はオフィスに行く生活でした。

それに、コロナ禍で子どもを外に連れて歩く人が少なかったからでしょうか。
赤ちゃん連れで外に出ると、道行く沢山のママさんたちが本当に優しかったです。周りの人たちに助けられながら、子どもと一緒に働いていた感覚があります。

カンファレンス出席のため、子どもを連れて飛行機で福岡まで行ったのですが、たまたま隣の席になったママさんが「抱っこしてますよ」と助けてくれたこともありました。とても疲れていた時だったので本当にありがたかったです。見ず知らずでも、こんなやさしい方と出会えて幸せでした。

見ず知らずの方まで!周りの方からの助けも大きかったんですね。

本当に大きかったです。
一方で、女性の働きやすさという点では、子どもを連れて地方に行く時は大変さも感じました。東京にいれば保育園やシッターサービスを利用できますが、地方では預け先がないことが多いので、結局会場まで連れていくこともありました。

私自身を振り返ってみると、幼い頃は両親の仕事によく一緒について行って「世界が広がった」という経験があります。
これは今の私の原動力にもなっているので、大変ではありますが、自分の子どもにも私が仕事している姿を見て強く育ってほしいと思っています。
世の中のダイバーシティが進んできているのを感じますので、今後さらに女性の働き方が変化することに期待しています。

IVS2023で登壇時の様子
IVS2023で登壇時の様子

ライフステージの変化の中でも、冨田さんの“周りからの助けられる力”が発揮されているのを感じます。

そうですね。沢山助けてもらっていますし、私も人を助けることが好きなんです。私のように助けることが好きな人とお互いに助け合いたい、と思っています。

出産を経験して、今まさにチームメンバーや社外の方にも沢山助けてもらっています。その方々が困っていたら今度は私が絶対に返そう、と助けたい欲をためています(笑)

今までも仕事で知り合った方が困っていたら、仕事以外でも役に立てたら嬉しいと思いましたし、公私を分ける感覚はあまりないのかもしれません。

まさにギブ&ギブの精神ですね。

まだ私はギブしきれていないことが多いのですが…自分がやりたいことを周りにしっかりと伝えることは意識しています。

私の「これやりたい!」に対して、皆が「私も!」と集まって助けてくれることが多いと感じています。
やりたいことがある時に、一緒にやってくれる人が沢山いるんです。そういう方に対して「一緒にやらない?」と誘って、手伝ってもらってることも多いですね。

今は私が迷惑をかけていても、いつか周りから迷惑をかけられようと思ってます。
人生は長いので、みんな同じタイミングでギブ&ギブをやる必要はないですよね。もう少し迷惑をかけまくろうと思っています(笑)

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