Interview

女性の活躍を応援・解決できるメディア「FemCareer」では、
悩める女子たちのために、
ビジネスで活躍する女性にインタビュー!

(左から)

株式会社morich 代表 森本 千賀子
株式会社キッズライン 代表取締役社長 経沢 香保子

02

ライフスタイルやビジネスの変化に伴って、意識して習得した考え方を教えて下さい。

経沢

私からみた森本さんは、いつも全力疾走で全力で、めちゃくちゃ大変なことがあっても、大変そうだとか辛そうだと感じたことがないですね。

森本

「生きる」ということを考えるようになった過去があるんですが、私が3歳の頃に、1つ下の弟が国の難病指定を受ける腎臓の病気を発症し、入院生活を余儀なくされていました。
そんな弟をそばで見ていたので、明日どうなっても後悔しないように、生を受けた以上は今目の前のことに最善を尽くす責任があるし、精一杯生きるんだということを幼い頃から強く意識して生きてきました。

経沢

私自身もワーママですが、森本さんが会社員時代、毎日朝3時に起きれば何でもできるとおっしゃったことに衝撃を受けました。それを継続できることって、真似できないなと思っています。「今日はいやだな」とか思うことはありませんでしたか?
なぜ、毎日朝3時に起きて、全力で頑張り続けられるんでしょうか?

森本

私は、やりたいことが常にいっぱいあるんですよ。それをやろうとすると、時間が足りないです。特に子育ての時期は子育てにたくさんの時間を取られてしまうので、できるだけ効率よく生産性高くやるために、毎朝3時に起きて、ToDoをこなして、空いた時間を自分のやりたいことに使うようにしてきました。

経沢

社会人になった20代の頃は会社や組織のことなど分からないことも多いと思いますが、その頃はどうやって仕事に向き合ってこられたんですか?

森本

20代の頃は、仕事に対して疑問をもった記憶はほとんどないですね。
仕事を通じて、自分が必要とされることや「ありがとう」と感謝されることを実感できることが大事だと思っていて、そのために仕事をしていましたね。

経沢

20代の頃はどんなタイムスケジュールで過ごしていましたか?

森本

ひたすら仕事していましたね。それだけではなくて、遊びも大好きでした。
先程、必要なスキルについて聞かれましたが、仕事で1日の半分や大半の時間を使うのであれば、その時間をできるだけ自分のバリューを高めること、楽しめることを常に癖づけて意識していました。

経沢

えー!
私は、数字のプレッシャーや上司の目線などをすごく気にしていたけれど。

森本

ないない。
ないようにするためには、そうならないようにするためには、どうしたら良いかを考えるようにしてきた。

経沢

では、何をやられていたんですか?

森本

今やっている仕事、例えば2月なら、2月の達成のための仕事だと苦しいじゃないですか。
今月の売上がどうとかあるけれども、そうではなく、来月再来月のためにやると、今これがやるべき・する仕事なのかを考えてやれるようになってくるんです。

経沢

そんな風に先のことを読んで仕事をして、周りからは何も言われません?

森本

周りからそれやれあれやれとは言われないです。自分がやっている仕事で上司がご機嫌になるようにするから、否定もされないです。
そして、これは本当に声を大きくして言いたいんですけれど。
どうせやる今の仕事を、「今月の達成のためにやる仕事」にしてしまうと辛くなりますよ。

経沢

そうですね。それはよく分かります。

森本

その月の目標だけのために、お客さんに頼み込んで何とかしてくださいとやっていたら辛いです。来月再来月のためだと思えば、自分のやりたいことを優先しようとなるんです。

経沢

うんうん。余裕ができてきますよね。

森本

そうなんです。前倒しで実績を積んでいくための努力が大事になってきます。

経沢

前倒しでやっていくことが重要なことは分かりましたが、今女性が子どもを産みたいとなった時って、どうしても女性の場合はその期間の仕事のブランクをゼロにできないですよね。
女性の場合のブランクについてはどう考えていますか?

森本

それについては、私の場合は計画性はゼロで、思ったより早く子どもを授かってしまいましたけれど。
でも目の前で起きてしまったことを悔いても、誰もハッピーにならないので、ではどうするかを考えるんですよ。
子どもがいて復職するまでの時間には、産休育休中のToDoを決めて、やりたいことをやっていましたね。

経沢

産休育休のブランクはOKで、それは仕方がないということですね。
その時、実際に何をされていたんですか?

森本

やりたいことをやっていましたよ。
遠方の友人に会いに行くとか、普段やれなかったこと、断捨離とか、本を読む、映画をみるなど、やりたかったけれど先送りさせていたことをやっていました。

経沢

では、その時期は違う人生を歩んでいたんですね。

森本

そう!その時しかできないことをやってエンジョイしたし、とても充実していました。

経沢

へぇー。すごい!
そして、産後はどうやって戻ったんですか?

森本

自分がやりたい仕事に戻ったけれど、戻すためにかなりの労力がかかってしまい、思った通りにはなりませんでした。
だから、二人目の出産に対して少し抵抗があって、時期を遅らせてしまって不妊治療という形になりました。

経沢

森本さんでも復職したときは大変だったんですね。

森本

復職した後は、もっと戦略的にやらないとダメだと思いますね。
一人目を出産した後に復職した時の後悔は、「家事も育児も完璧、私がやらないとダメだ」となってしまったことです。

経沢

「好きで仕事をしているのだから、自分の責任だし、自分がやらないとダメ」という発想ですよね。昔の考え方ですよね。

森本

好きで仕事をさせてもらっているのだし、好きなことをやっているのだから自分の責任だと思っていましたね。外部に頼るなんて、怠惰なのだと思っていました。
だから、朝3時に起きないといけなかったんです。
二人目を出産する時に、夫の単身赴任が決まり、ではどうするのかを考えて、ようやく家事代行などを頼れるようになりました。

経沢

なるほど。
やりたいことがあるから頑張れるということは分かりました。
では、20代でやりたいことが見つからない時はどうしておくべきですか?

森本

基本的に、「やりたいことがない」っていうことはないと思っています。
楽しめることはあるはずだし、今は見つかっていない、気づいていないだけだと思っていて。
私がよく皆さんに言っているのは、「一人で悶々と考えない」ということです。
必ず、壁打ちできる人を探してほしいと話しています。

経沢

なるほど。
森本さんは、よくキャリアに悩む女性の相談を受けていると思いますが、やりたいことが見つからない人にどう対話していますか?

森本

自分が楽しかった場所・シチュエーション・時代・ハイライトを思い出してもらうようにしています。

経沢

過去の自分を振り返って、自分が楽しかったこと、輝いていたことを書き出していくと、
そこにヒントが見えてくると。

森本

自分の中で整理するためにも、自分と壁打ちできる相手は大事だと思います。

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