SNSでのトラブル、どう防ぐ? デジタル女子なら気をつけておきたいSNSの使い方

誰もが気軽に使えるコミュニケーションツール・情報発信ツールとしてSNSが普及し、その種類も多様になり大変便利になった反面、SNSが関与するトラブルも増えてきています。「自分はほとんど使わない」「自分は見る専」といった理由から他人事のように感じる方もいるかもしれませんが、SNSが身近になった今、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性は誰にも起こりうると言っても過言ではありません。

この記事では、SNSを身近に使うデジタル女子だけでなく、トラブルをできるだけ回避して安心してSNSを使うために知っておきたい知識をご紹介していきます。

目次

まずは知っておきたい、SNSとは?

SNSは、Social Networking Service(ソーシャル ネットワーキング サービス)の略で、インターネット上で登録した利用者同士が繋がり交流できる会員制のサービスのことです。ソーシャルメディアとも呼ばれています。

実名で登録する必要があるサービスと、匿名で登録することができるサービスがあります。
実名で登録するサービスは、会社内や仕事関係のコミュニケーションツールとしても使われることも多く、ユーザーにとって安心感を得やすい傾向があるでしょう。

  • 投稿系SNS : Facebook、Instagram、Twitter、Pinterestなど
  • メッセージ系SNS : LINE、Discordなど
  • 動画・音声系SNS : YouTube、TikTokなど
  • ビジネス系 : note、Wantedlyなど

Discordは、近年ユーザー数を増やしているSNSの一つで、eスポーツプレイヤーの間でよく使われているツールです。
コミュニティは「サーバー」と呼ばれる「チャンネル」の集合体で構成され、「チャンネル」は目的に合わせて作ることができ、主に「テキストチャンネル」と「ボイスチャンネル」の2つがあります。
元はeスポーツプレイヤー向けのコミュニケーションツールとして開発されましたが、音声遅延が少ないボイスチャットが可能なため、リモートワークでも使われるなど、ビジネスツールとしても使用されるようになってきています。

ユーザーがSNSを利用する目的

  • 情報共有・拡散・収集のツールとして利用
  • コミュニケーションのツールとして利用
  • 企業のマーケティング目的での利用

SNSのサービスを登録(アカウント作成)すると、同じサービスで繋がっていれば友人知人や仕事関係に留まらず、世界中全く知らない人たちであっても、情報を共有・拡散・収集することができるようになります。

SNSでは個人のプロフィールが公開されていることから、同じような趣味や関心事を持つ人たちと交流することもでき、テキストだけでなく写真や動画を投稿することによってより分かりやすく情報を共有することもできます。

個人の近況を投稿する以外にも、ニュースなどの記事に対して公にコメントを投稿・発信することによって、同じ記事に対して意見交換をすることもできるため、様々な人たちの考え方に触れる機会も増えています。

また、話題のニュースや流行などの情報をタイムリーに収集することもできるため、検索ツールとしての役割も果たしています。

企業としてSNSを活用する場合は、マーケティングの一貫として「商品・サービスのPR」「広報活動」「人材採用」「ユーザーとの交流」を目的として活用しています。

SNSでのトラブル:何が該当する?

他者への誹謗中傷

「誹謗中傷」とは、悪口や根拠のない嘘などを言うことによって、他人を傷つける行為のことです。

SNSは一般的には匿名性が高いため、それを悪用して特定の個人のアカウントや個人に対して誹謗中傷にあたる内容を投稿すると、名誉毀損罪や侮辱罪、脅迫罪、偽計業務妨害罪などに問われたり、慰謝料を請求される場合があります。

個人情報の流出

写真を投稿する場合、カメラの位置情報をON状態で撮影した画像には、自動的に位置情報が添付されてしまい、撮影場所を高い精度で特定されてしまうので注意が必要です。

また、高画質の写真の撮影が可能になったことを悪用し、写真に映り込んだピースサインから「指紋」の情報を盗み取るケースもあるようです。指紋認証は、スマートフォンや銀行口座の ATMでも利用されているので、注意が必要です。

不適切な投稿によるネット炎上

「ネット炎上」は、身近なことがきっかけになることも多く、誰にでも起こりうるので注意が必要です。

「不適切な投稿」には、他人の悪口、思想や賛否両論が分かれる内容、企業の広告やマーケティングに関する未公開情報、身内(知り合い・仲間)の悪ふざけ、他者の炎上投稿へのコメント投稿などが挙げられます。このような投稿が一気に拡散された場合、投稿した本人は当然ですが、所属している学校や会社、仕事関係先にまで被害が広がることもあります。

アカウントの乗っ取り

アカウントが乗っ取られた場合、電話帳などのデータを抜き取られたり、自分になりすまして誹謗中傷のメッセージを送ることや、フィッシングサイトや架空請求などの不正な詐欺サイトの発信に利用されるなど、自分のみならず他者を巻き込んで大きな被害を被ることが考えられます。

特に企業アカウントが乗っ取られた場合、フォロワーにDMでフィッシングサイトのURLを送信されてしまうケースもあります。乗っ取られたことを知らないフォロワーが「企業アカウントだから大丈夫」と信用していることを悪用し、個人情報が抜き取られてしまう事態に陥る可能性もあります。加えて、企業ブランドのイメージを損なうことへと繋がってしまうため、十分な対策が必要です。

SNSでのトラブルを防ぐには

ではトラブルを防ぐために、私たちが心がけておくことをまとめておきます。

  • 見た目だけで判断しない
  • 個人情報を公開しない・送らない
  • 情報元や事実がわからないものを拡散・書き込みをしない
  • 他人の誹謗中傷を書き込まない
  • 自分の身の回りの誰か・友人を含め自分を知っている人が、その書き込みを見た時にどう感じるかを考える

SNSでのトラブルの主な原因は、「投稿者のモラルや情報リテラシーが欠けている」ことではないでしょうか。また「フォロワーも少ないし、多くの人は自分の投稿を見ていないだろう」や「公開範囲は友人だけだから大丈夫だろう」など、公開範囲を正しく理解できていないことも要因になっていると思われます。

また投稿した本人にとっては非公開であっても、スクリーンショットやコピー&ペーストで再投稿されてしまうこともあるのです。基本的には「公開されるものである」との認識でいることが、モラルや情報リテラシーを守ることに繋がります。

ここで、「個人情報の流出」防止の実例をご紹介します。

知り合いから、個人情報の入力を求める内容が送られてきました。
日頃の行動パターンや、投稿の頻度などから、「いつもと違う気がする」の勘が働き、入力を止めました。
その後、実はアカウントが乗っ取られていることが判明し、個人情報が漏れずに済みました。

「普段とは違うことが起こっているから確認する」ことによって、「個人情報の流出」を防止できたと思います。誹謗中傷や不適切な投稿による炎上、アカウントの乗っ取りも同様で、「一度立ち止まって考えてみる」ことが重要です。

怖がりすぎずに、正しく使おう

様々な情報を得られるため、「この情報は正しいのか」「情報発信元は信用できるか」など、安易にリツイートや「いいね」を押すのではなく、一度立ち止まって発信するように心がけることが大切です。

SNSはタイムリーに情報を得られるツールとしてだけでなく、配信していくツールとしても今後更に使う機会は増えていくでしょう。

デジタル女子として今回ご紹介した知識・心構えを元に、怖がりすぎることなく、快適に安全にSNSを使っていただくきっかけにしていただければと思います。

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