大人になってからのチャレンジや達成がもたらすものとは?自分の自信を育んで「自己効力感」を高めよう。

自己肯定感

昨今、「自己肯定感」というキーワードは巷でもよく聞くようになりましたが、この「自己肯定感」について説明できますか?

「自己肯定感」とは、『自分自身の価値や存在を肯定的に評価する感情や態度のこと』を指します。 実はこの自己肯定感ですが「6つの要素(感)」から成り立っています。

ー自己肯定感の6つの要素の内訳ー

1. 自己効力感 自分の力で何かを達成できるという信念。

2. 自己信頼感 自分の能力や判断を信じる感覚。

3. 自己有用感 自分が社会や他人にとって有用であると感じること。

4. 自己受容感 自分自身の全てを受け入れること。

5. 自己決定感 自分の人生や行動を自分自身でコントロールし、決定する能力。

6. 自尊感情 自分自身の価値を認識し、自分を尊重する感情。

一般的には、これらの要素がバランス良く存在することで、健全な自己認識を持つことができると言われています。 ご自身の中で、この6つのバランスはどうでしょうか?自己肯定感と言われて意識するようになったけど、内訳をみてみたら「この部分足りていないな」なんてところがあったのではないでしょうか?

さて今回は、6つの要素から「自己効力感」をテーマにしてお話をしていきたいと思います。

目次

自己効力感と日本人

日本人の中には、自己効力感が低いと感じる人が多いようです。

その理由として、日本の教育環境や社会構造が挙げられます。日本の教育は集団主義が強く、個々の能力や才能を伸ばすよりも、集団の中での調和を重視します。 そのため、自分自身の能力を信じて行動するという自己効力感を育む環境が少ないのです。 また、日本社会は「出る杭は打たれる」、「空気を読む」などの価値観が根強く、個々の自己表現や自己主張が抑制されがちです。その結果、自分の意見を主張したり、自分の力で何かを成し遂げようとする行動が制限され、自己効力感が低下する可能性があります。

ある一説によれば、日本人は成人するまでに約14万8000回もの否定的な言葉をかけられるとも言われているようです。

大人になってチャレンジして達成したことは?

最近、「是が非でもこれは達成してやろう!」そんな熱い気持ちになったこと、意外と記憶から遠かったりしませんか?

チャレンジと言うと、思春期当たりの「部活」「受験」、大人になるにあたっては「就職・転職」「引っ越し」「結婚」「家の購入」などの決断の場面を思い出す方が多いのではないでしょうか。 どうしてもこのチャレンジという言葉になると『大きな決断』をして突き進むことをイメージしがちかと思いますが、 上記のいずれにおいても、自分の意欲というよりは、世の中の流れの中で「挑戦せざるを得ない状況」ではなかったでしょうか。 ただ、毎日毎日そんなに大きな決断を迫られる場面には遭遇しないかと思います。

「あれ?大人になって何でチャレンジしなくなったんだっけ?」と思った方、きっといらっしゃいますよね。 大人になるとチャレンジする意欲が減る理由はいくつかあります。

チャレンジする意欲が減る理由

1. リスク回避
大人になると、職場での評価、家庭や社会的な責任から失敗に対するリスクが増え、リスク回避のために新しいことへの挑戦意欲が減る

2. 忙しさ
大人になると、仕事や家庭の責任が増え、新しいことに挑戦する時間やエネルギーが少なくなる

3. 自己効力感の低下
失敗経験や否定的なフィードバックにより、自分の能力を疑い、新しいことに挑戦する自信が失われる

4. 慣れ
既知の環境やルーチンに慣れてしまうと、新しいことに挑戦する意欲が減る

これらの要素を克服し、大人でもチャレンジ意欲を保つためには、自己効力感を高め、リスクを恐れずに新しいことに挑戦する勇気を持つことが重要です。また、時間管理を工夫して新しいことに挑戦する時間を作るポジティブなフィードバックを得るための環境を作るなどの工夫も必要です。

自己効力感を高めるためにはどうしたら良いのか

では、自己効力感を高めるためにはどうすればいいのでしょうか。以下にいくつかの方法を紹介します。

1. セルフイメージの向上
自分の強み、弱み、価値観を理解し、自信を持つ。

2. スキル磨き
得意なスキルを磨き、新しいスキルを学ぶ。

3. 挑戦
新しいことに挑戦し、困難を乗り越える経験を積む。

4. ポジティブ思考
自分に対する肯定的なメッセージを送る。

5. サポートの求め方
他人からの励ましや支援を受ける。

これであなたも自己効力感アップ間違いなし!

何からすればいいかわからないというあなたに

そんなことできてるんだったら困らない!という声が聞こえそうなので、具体的な目標値の立て方と進め方をお話しましょう。

1.簡単な目標を立て、成功体験をたくさん積み上げる。

例えば、以下の目標設定だと道のりが長く感じると思います。
✓ 500ページの本を読み切る
✓ 1カ月で体重を5㎏落とす
✓ 部屋を綺麗にする

頑張れば達成できるように思えますが、この「頑張る」ということがミソです。 毎日毎日自分が少し背伸びしないとできない目標を「頑張る」ことでどうにか補ったところで、どこかで無理がたたります。 では、どうすればいいか?
✓ 毎日5ページだけ本を読む
✓ 毎日10分だけウォーキングをして外の空気を吸う
✓ 毎日5個だけ片づけをする

いかがでしょう、これであれば私でもできそう!と思えましたか?劇的な変化は見えませんが、何よりも無理なく・楽しく・継続する。これが大事です。「継続は力なり」まさに、このことわざです。

2.できている人に聞いたり、メンターを立てる

できない自分がいるとどうしても不安になって近しい人に聞きがちですが、これは達成の道のりから遠くなっていくでしょう。 最短でその目標への挑戦を達成するには、すでにその目標地点に到達した経験がある人に聞くことです。

現在地が今の自分で、到達している未来の目的地にいる自分は、すでに誰かが達成している道筋と同じ経路かもしれません。 目的地へ到着するまでの経路や速度は経験した人でないと教えることはできません。

ですから、迷うことがあればそれは先人に知恵をお借りするのが早いでしょう。

3.失敗しても悩まない、すぐにチャレンジしなおす

仮に毎日目標としたことを達成できなかったとしても、くよくよ悩まないことです。 時間は戻せないので、悩む時間を挑戦の時間に使いましょう。

決めたことを継続できない時は、目標の設定を修正したりメンターへ相談をするといいでしょう。

まとめ

はじめからできていたら、達成感は味わえません。ちょっとした困難とハプニングがあってようやく達成するから心をに残る何かになるのだと思います。 こんなことをやってみたい。こんなことを変えたい。そんな気持ちが芽生えたら。まずは少しずつ自分ができることをコツコツと挑戦していきましょう。


ジャックナイフよしこ

某大手保険会社の営業職を1年で退職。その後、派遣コーディネーターや求人媒体の作成、データ分析業務等を経て、現在は事務系の業務改善BPR・BPOを生業とする社会人15年目の主任。組織に迎合できない性格から付いたあだ名は『ジャックナイフよしこ』。最近はもっぱら『よしこ30%OFFキャンペーン』に勤しむ。上司から「フロアにいるだけで、よしこがいるってわかるから目立つ」らしく、体積なのか圧迫感なのかを減らせるようにセルフイメージの迷宮を迷走中。


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