これで安心!おさらいしておきたいビジネスマナーの基本7選【前編】

ビジネスマナー

ビジネスマナーは、社会人として働く上でとても大切です。会社でビジネスマナー研修を受講された方もいるのではないでしょうか。

自分はビジネスマナーがちゃんとできていると思っていても、つい恥ずかしいマナー違反をしてしまった経験はありませんか?

ひょっとしたら、あなたはその瞬間に気づかなかったかもしれませんが、それがビジネスの機会を逃す一因となることもあるのです。

この記事では、ビジネスマナーの基本について前編後編に渡っておさらいできる内容となっています。
今回の前編では、「あいさつ」「言葉遣い・敬語」「身だしなみ」について紹介します。

目次

ビジネスマナーとは

ビジネスマナーとは社会人が働く際に必要とされるマナーの一部で、ビジネス環境で適切な行動や態度を示すためのルールや規範を指します。このビジネスマナーを軽視することはキャリアや組織に多くの悪影響、またはお客様からの信頼を失う可能性もあります。

ビジネスマナーを重視することで、社会人が職場やビジネスシーンで他の人との信頼構築にもつながります。よって仕事を進めていくためにとても大切なスキルといえます。

そのマナーについて確認していきましょう。

ビジネスマナーの基本1:あいさつ

あいさつはコミュニケーションを取る上でとても重要な第一歩です。

あいさつの仕方

あいさつをする際、自分から積極的にあいさつをすることは非常に重要です。自分からあいさつをすることは、社交的で礼儀正しい人としての印象を与え、コミュニケーションを円滑にするのに役立ちます。

あいさつをする場面は、日常生活や社会的な状況でさまざまです。一般的なあいさつをする場面を1日を通して確認してみましょう。

  • 出勤時
    出勤してきた時、もしくは朝の打ち合わせなどで「おはようございます」と元気な声であいさつをします。また、あいさつをすることで1日を気持ち良くスタートできるきっかけにもなり、職場で第一印象を築くのにとても大切です。

  • 会議前後
    会議の前後に、出席者にあいさつをする習慣があります。状況に応じて「お疲れ様です」「お疲れ様でした」とあいさつをしましょう。

  • 外出時、帰社時
    外出時は「どこそこへ行ってまいります」と自分の外出場所を伝えてから出かけるようにしましょう。また、外出される方を見送る場合は「いってらっしゃいませ」と声をかけるのも良いあいさつになります。

    帰社時は「ただいま戻りました」と帰社したことを一言言ってから戻りましょう。帰社した方に「お疲れ様です」と声をかけるのもコミュニケーションの1つとなります。

  • 昼食や休憩時
    昼食や休憩中に同僚と会う際、あいさつを忘れずにしましょう。休憩室や食堂で他の人との交流を楽しむ良い機会です。

  • お客様
    お客様に会ったときは「お世話になっております」とあいさつをして、お辞儀をしましょう。

  • 社外の人
    社内だけではなく、宅配便のスタッフや警備員など、同じビル内で会う人には誰でもあいさつを心がけましょう。会社のイメージアップにもつながります。

  • 退勤時
    仕事を終えて帰宅する際に、同僚や上司に「お疲れさまでした」とあいさつをしましょう。先に退勤する場合は、「お先に失礼します」を加えて、感謝の意を表現すると良いでしょう。

リモートワークでのあいさつ

リモートでのあいさつも対面時と変わりありません。

基本的に自分から「お疲れ様です。よろしくお願いいたします。」などとあいさつをしましょう。相づちも相手に分かるようにリアクションをすることと相手に良い印象を与えることができます。

お辞儀の方法

あいさつをする際に、「お辞儀」をします。お辞儀といっても種類があり、状況によって使い分ける必要があります。「お辞儀」の基本についてご紹介します。

1.会釈

一般的な「お辞儀」は会釈になります。相手に対して軽く身体を15度曲げるお辞儀です。立ち止まってするとより丁寧です。

2.敬礼

感謝やお見送りの際におこないます。特定の形式の儀式や場面で使われる厳格な形式を持つ敬意を表す行為です。身体を30度曲げるお辞儀です。

3.最敬礼

もっとも丁寧なお辞儀のことで、お詫びやクレーム対応時におこないます。身体を45度曲げるお辞儀です。作法に沿って、しっかりお辞儀をすることが大切です。日頃から意識しましょう。

ビジネスマナーの基本2:言葉遣い・敬語

敬語

ビジネスマナー上での言葉遣いは、ビジネス環境でのコミュニケーションにおいて非常に重要です。適切な言葉遣いをすることは、良好な印象を与えることができます。

日本語には、敬語の種類として、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3つがあります。それぞれの意味や使用例について確認していきましょう。

敬語の種類

1.尊敬語

尊敬語は、相手を尊敬し、その立場や地位を尊重するために使用されます。特に上司や年上の人、目上の人に対して使われることが一般的です。

  • 使用例
    • お越しいただきありがとうございます。
    • 社長がお話になります。
    • お客様がおいでになりました。
    • お手伝いさせていただきましょうか。
    • お名前を伺ってもよろしいでしょうか。

2.謙譲語

謙譲語は、相手を立てるためにあえてへりくだった表現をすることで、相手を尊重するために使用されます。

  • 使用例
    • お手伝いさせていただきます。
    • お待たせしました。
    • お伺いいたします。
    • お送りいたします。

3.丁寧語

丁寧語は、一般的な礼儀正しい言葉遣いで、相手を選ばずに誰に対しても使えるため、通常のビジネスコミュニケーションに使用されます。

  • 使用例
    • お手伝いいたします。
    • お知らせいたします。
    • お願いいたします。
    • お伺いいたします。

「尊敬語」は相手に対しての表現、「謙譲語」は自分自身の立場を下げて相手を尊重する表現になります。

「了解しました」は適切な表現なのか

丁寧な表現であることに間違いはありませんが、上司やお客様などの目上の人に使うには不適切な表現になります。なぜ不適切な表現なのか確認しましょう。

1.「了解」の意味合いについて

了解とは理解したことや受け入れたことを示す言葉です。よって相手への敬意がないことになります。そのため、目上の人に対して使うには不適切な表現になるため注意しましょう。

2.「了解しました」を目上の人に伝えたい場合

理解したことを目上の人に伝える場合は「承知いたしました」、「かしこまりました」と伝えましょう。

  • 承知いたしました:「承る」は「受ける」の謙譲語となるため、目上の人に使用できる表現です。
  • かしこまりました:相手の依頼を謹んで承諾するという意味です。「承知いたしました」より謙譲語となります。

よって、「了解しました」は目上の人には使用せずに相手に失礼のないコミュニケーションを取って、信頼関係を築いていきましょう。

ビジネスマナーの基本3:身だしなみ

身だしなみ

言葉遣いもビジネスにおいてとても大切ですが、第一印象となる身だしなみもとても重要です。おしゃれである必要はありませんが、最低限のマナーとして人に不快感を与えないことが大切です。どのような身だしなみが適切か確認していきましょう。

確認しておきたいチェックポイント(身だしなみ編)


  • 髪が清潔であるかどうか、寝ぐせで髪が乱れていないかどうか確認が必要です。また、過度に派手な髪型や髪の色になっていないかどうかや、髪が長い場合は、髪に顔がかからないようにまとめておくことでスッキリした印象になります。

  • 服装
    服装も清潔で整っていることが重要です。職場によって異なるため、周りの方の服装を確認したり、上長に確認しましょう。また、しわやシミがないか、ボタンが外れていないか、糸がほつれていないか確認が必要です。


  • 汚れた靴はだらしがない印象になってしまいます。清潔にしておきましょう。靴の種類はシンプルなパンプスやローファーにします。スニーカーはカジュアルすぎるため、ビジネスシーンでは不向きです。

  • メイク
    派手なメイク、すっぴんは控えましょう。ナチュラルメイクだと自然な仕上がりになり好まれます。

  • ネイル
    爪が伸びている場合は整えましょう。マニキュアについては、職場によって異なりますが、なるべくシンプルなものにしましょう。

  • におい
    特に気になるにおいとして汗のにおいがあります。自分ではなかなか気が付かなかったりしますが、汗をかいたときは、汗をふきとり、消臭シートを使ったり、通気性の良い服を着用しましょう。また、お風呂やシャワーに入り、清潔に保ち、日頃からケアを心がけましょう。

確認しておきたいチェックポイント(表情、姿勢編)

表情や姿勢についても、身だしなみの1つに入ります。こちらも一緒に確認しましょう。

  • 笑顔を心がける
    ふてくされた表情だと相手に不快感を与えかねません。常に笑顔である必要はありませんが、明るい表情だと話しやすい雰囲気になります。自分自身もポジティブになるので心がけましょう。また、オンラインでは表情が伝わりにくいので口角を上げて、表情を意識しましょう。

  • 姿勢
    立つ、座るといった日常の動作もマナーの1つです。背中が丸まっていたり、足を組んだり、背もたれに寄りかかるのは見た目もだらしがなく、周りに不快感を与えてしまいます。 基本的には控えましょう。背筋が伸びた姿勢は、見た目も感じがよく、周囲からも誠実に仕事をしている印象を与えます。 

正しいビジネスマナーで良好な人間関係を築こう

いかがでしたか?

今回はビジネスマナーの基本中の基本である「あいさつ」「言葉遣い・敬語」「身だしなみ」について紹介しました。
改めて振り返ってみると、出来ていなかったことや、曖昧なところがあったのではないでしょうか。
笑顔であいさつするだけで、お互いがより気持ちよく接することができます。

後編では、「名刺交換」「電話対応」「ビジネスメール」「報連相」について紹介しますので、是非ご覧ください。

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